第9話 セックスは罪か否か / それは自分次第度 ★★★★☆
セックスは、罪深い行為だろうか?私は、そうは思わない。男と女が惹かれあいセックスすることで、新しい命が誕生する。この世にいる誰もかもが、セックスをきっかけとして生まれたのに、それが罪だというなら私達は全員、罪人だ。(キリスト教徒になるためには洗礼を受けなくてはならず、生まれたばかりの赤ちゃんが洗礼を受ける時にでも、罪を清めるために頭に水をたらすという儀式があるので、赤ちゃんにも一応何かしらの罪がある、という考え方なのかもしれない)。たしかに、美しいとはいえないセックスがこの世の中に沢山あるのも事実。でも、愛のあるセックスは、美しいものだ。ひとくくりにして“罪”とは言えないと思うのだ。
だからこそ、それが出来る人って、素敵だと思う。
結婚までバージニティを守る、ということについては、私は、素敵だと思う。結婚するまでセックスしない、というのはキーシャのように結婚後の性生活がどうなるのか、というリスクはあるとしても、“1人だけに体を許す”というのは結婚前、後に関わらず、物凄くロマンティックなことだと思う。女だけじゃなくて、男でもそれは同じ。だって、大勢と経験するより、“1人だけ”の方が、遥かに難しいことのように思える。特に、現代では。だからこそ、それが出来る人って、素敵だと思う。自分の宗教を持たない人の多い日本では、“経験人数が多い方がイケてる”という風習(特に男)が外国よりも強い。最近は女の子まで、自分の経験人数をひけらかしたりしている。それって全然イケてない、と私は思うのだ。
例えばキーシャの様に、クリスチャンのために結婚するまで処女を貫いたのは、ジェシカ・シンプソン。あんなにセクシーな女が、抱きたいという男は世界中にわんさかいるに決まっている女が、1人の男にしか体を許さない。それって、最高にカッコイイ。(残念ながら彼女も離婚しちゃったけど…)。そして、最近では「プラダを着た悪魔」の主演女優、アナ・ハサウェイ。未婚の彼女は今でも処女だとか。
もちろん、結婚するまで処女、童貞を守るのも、“人生1人だけ”というのは今更手遅れな話だとしても、私達はもっとセックスについて真剣に考えるべきだと思う。だって、セックスが罪だと言われるのには理由がある。人は、セックスによってかかった病気で、死ぬからだ。人は、セックスを使って、金を稼ぐからだ。人は、セックスによって生まれた命を、時に殺したりするからだ。だから、セックスが罪だと思いたくないのなら、ちゃんと厳しい目を持って“相手を選び”美しくセックスすることだ。
偽善者になるつもりはない。私も、美しくないセックスをしてしまったことがある。でも、だからこそ思うのだ。セックスは、快楽より何より、美しさ。体を許す相手へのハードルは、高ければ高いに越したことはないと思うのだ。
第10話へ続く・・・
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LILYE [コラムニスト/ラジオMC]
1981.11.21 横浜生まれ。
10歳の時、父親の仕事の関係でNYへ。帰国後、私立の中高一貫校に入学するが、「窮屈さ」を感じ16歳の夏フロリダに単身留学。高校卒業後、帰国。上智大学で、イスパニア語を専攻。(現在4年次)19歳から、雑誌・WEB等でライターを始め現在数々の連載を持つ。
2003年から、自身が企画、構成、ナビゲートを行うラジオ番組「Baby Baby Baby」が江東区コミュニティラジオでスタート。
2005年J-WAVEナビゲーターオーディションにてグランプリを受賞し、「SOULTRAIN」に毎週月曜出演中。
official site:
LilyLilyLily.com http://www.lilylilylily.com/
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